ハワイ留学 Estaやビザの申請方法

【2024】ハワイ留学にビザは必要?渡航の準備・ESTA申請方法も確認!

日本のパスポートは、世界でも強力な旅行文書。日本のパスポート持っていれば、世界の約190か国以上にビザなしで入国することが可能です。しかしながら、アメリカ合衆国に属するハワイへの入国には、ビザ(入国許可証)かESTA/エスタ(電子渡航認証)が必要になります。

ハワイに留学するにあたり、アメリカへの渡航が初めての方であればどのような許可が必要なのか、また学生ビザの申請は必須なのかなど、疑問に思う方も多いのではないでしょうか?またこれまでアメリカへの入国経験があったとしても、ハワイ留学の期間によってどのビザを取得するべきか迷ってしまう方もいらっしゃるかもしれません。

この記事では、ハワイ留学で必要になるアメリカのビザやESTAについて、またそれらの申請方法や取得後の確認事項、アメリカ渡航でのビザやESTAに関する疑問と回答についてご紹介します。

ハワイ留学でESTA・学生ビザを取得する

ハワイ留学にビザは必要?

ハワイ留学にビザは必要なのでしょうか?

アメリカ合衆国の50番目の州となるハワイでは、留学の際には入国許可が必要になります。

留学生の場合、その期間や学習条件応じてESTA(電子渡航認証)学生ビザ(入国許可証)のどちらかを取得します。

どちらを取得するかは、1週間あたりの通学時間の合計留学期間で区別されます。

ハワイ留学 esta取得要件
ハワイ留学 学生ビザ取得要件

ESTA(電子渡航認証)とは

ESTA(エスタ)とはElectric System for Travel Authorization (電子渡航認証システム) の略称であり、ビザ免除プログラムの一環として導入されています。

日本国籍を含む対象国の市民が短期間ビザなしで渡米する際、渡航者の適格性を判断するものです。アメリカへの滞在では最長90日間に限りビザ免除プログラム(VWP)によりビザ取得が免除されますが、この免除制度を利用する場合は、ESTAの申請が義務付けられています。

ハワイに渡航する留学生で、通学時間が18時間/ 週以内(パートタイム)、もしくは滞在90日以内を予定している場合は学生ビザを取得する必要はなく、ビザ免除プログラムを利用するためESTAを取得します。

アメリカ学生ビザ(入国許可証)とは

アメリカ学生ビザ(入国許可証とは非移民ビザの一種であり、アメリカ合衆国で認可された教育機関で学ぶために必要です。

アメリカの学生ビザであるF-1ビザを持つ学生は、学位・ディプロマ、または証明書プログラムなどの学術プログラムに参加する事が許可されます。またF-1ビザ保持者は、一定の条件下で仕事や実習に従事する事が可能になります。

ハワイに渡航する留学生で、
通学時間が18時間以上/週(フルタイム)、もしくは90日以上滞在の場合はビザ免除プログラムを利用できないため、学生ビザを申請します。

なお
アメリカ学生ビザのM-1ビザは、非学術的または職業訓練プログラムに参加する留学生に発行されるビザとなっており、
語学学校や大学通学向けではありません。

「フルタイム通学で90日以内の滞在」の場合は?

フルタイムでの学習を計画していても、滞在期間が90日以内の場合、ESTAまたは学生ビザ(F-1ビザ)のいずれかが適用されます。その選択は、滞在の目的と具体的なプログラムの種類によって異なるため、アメリカ大使館または領事館に相談し、正しいビザタイプを確認する必要があります。

ESTAは自分で取得できる!その方法とは

短期ハワイ留学で必要になるESTAは、自分で申請して取得することが可能です。
米国国土安全保障省が管理するESTA申請ページは以下です。

➡公式ESTA申請ウェブサイト

 

また、ウェブサイト検索で「ESTA取得」を検索すると、検索結果にESTA申請の代行業者のウェブサイトも表示されます。
代行業者に申請を依頼する事も可能ですが、この場合料金が通常よりも高くなってしまうため、
ご自身で取得する事をおすすめします。

ESTA申請から取得の流れ

esta取得の流れ図
esta取得

ESTAは個人またはグループでの申請が可能となっています。上記でご紹介する「ESTA申請の流れ」は、個人でESTAを取得する際の申請の流れとなります。

公式ウェブサイトにアクセスし、画面右上の言語設定を日本語に設定します。”新規に申請を作成する”をクリックして、”個人申請”または”グループ申請”を選択します。

その後、ESTAの承認が入国を保証するものではない等の免責事項に同意申請者情報や渡航情報を入力し、適格性に関する質問に回答します。申請内容を確認して、支払い手続きを行えば申請は完了です。

ESTAに関するよくある質問と回答

1. ESTA申請が必要となる対象者は?

esta 通学可能時間 可能期間

ESTAの申請が必要となる対象者は、先述の通り、
通学時間が18時間 / 週以内、滞在90日以内の渡航』を予定している方です。

2. ESTA申請のタイミングはいつ?承認に掛かる時間は?

esta取得 申請期限

ESTAは、渡航予定日の72時間前までに申請を完了させる必要があります。また、ESTAの承認は通常迅速に行われ、数分から数時間以内に処理が完了します。

情報の入力が正しくなかった等の理由でESTA申請が承認されなかった場合、学生ビザを申請する時間が必要になります。渡航前に用意できるように、渡航の予定が固まった時点で早めに申請するようにしましょう。

3. ESTA申請に掛かる料金と支払方法は?

esta 申請料金

ESTAの申請と取得に掛かる料金は、合計で$21です
内訳は申請手数料$4と、承認後の追加料金$17となっています。(※2024年1月時点)料金の決済はESTA申請時にクレジットカード・デビッドカード、その他の支払い方法によって行います。

また申請料は今後変更になる可能性もあるため、申請前に確認しましょう。

4. ESTAの有効期限とステータスの確認方法は?

esta 有効期限

ESTAの承認は、最大2年間有効です。ただし以下のいずれかが先に来る場合、その時点で有効期限が切れてしまいます。

  • パスポートの有効期限が切れる場合
  • ESTAの承認情報に変更があった場合
  • ESTA自体が取り消される場合

ESTAの有効期間中であれば複数回の渡航で使用することができますが、各滞在日数は90日以内に限られています。また有効期限内であっても、滞在目的がESTAの条件に合致している必要があります。

ESTAの有効期限が近づいている場合や、新しいパスポートを取得した場合は、ESTAの新規申請が必要です。
有効期限を含むESTAのステータス確認や新しい申請は、ESTAの公式ウェブサイトで行うことができます。

学生ビザ(F-1)は自己申請 or 依頼して取得

ハワイ留学のための学生ビザ(F-1ビザ)は、自分で申請するか、もしくはビザ取得支援サービスや移民弁護士に依頼して申請・取得することが可能です。

ただし、学生ビザ取得のプロセスはESTAと比較して複雑であり、申請の不備などに不安がある場合は専門の弁護士に依頼するのが得策です。依頼先の指示に従い、書類の準備やアメリカ大使館での面接、料金の支払いを行います。

学生ビザ(F-1)取得の流れ

1. 学校側の受け入れ通知(Form I-20)の取得

ハワイ留学 I-20

SEVP認定の学校に申し込み、受け入れられる必要があります。受け入れられると、学校からForm I-20を受け取ります。

※Form I-20は、申請先の学校の全日制プログラムに正式登録されていることを示す書類であり、アメリカ国内での法的ステータスを証明します。

2. SEVIS I-901 料金の支払い

ハワイ留学 I-901

Form I-20を受け取ったら、Student and Exchange Visitor Information System (SEVIS)の
I-901料金を支払います。これは、ビザ申請のための必須ステップです。

※I-901とは、SEVIS手数料の支払いに使用されるフォームです。

3. オンラインビザ申請(DS-160)

ハワイ留学 DS160

DS-160フォームをオンラインで完成させ、必要な申請料金を支払います。
申請後、確認ページを印刷し、面接時に持参する必要があります。

※DS-160フォームは、アメリカ合衆国の非移民ビザ申請のためのオンラインアプリケーションフォームです。

4. アメリカ領事館・大使館での面接の予約

esta 女性 スマートフォン

最寄りの米国大使館または領事館でビザ面接の予約を行います。場所や時期によっては、
面接の予約に長い待ち時間が掛かることがあります。

5. 学生ビザ取得に必要な書類の準備

esta 書類 パソコンと女性

面接には、Form I-20、DS-160の確認ページ、面接予約確認ページ、パスポート、証明写真、
SEVIS I-901の領収書、および学費や生活費を支払う能力を証明する財務証明書類など、指示のあった必要な書類を持参します。

6. 学生ビザの面接に参加する

留学ビザ面接

米国大使館または領事館でビザ面接に参加します。面接では、留学目的や財政状況、
帰国意志などについて質問されることがあります。

学生ビザ(F-1)に関するよくある質問と回答

1. 学生ビザ(F-1)が必要となる対象者は?

学生ビザ 通学可能時間 可能期間

学生ビザ(F-1)の申請が必要となる対象者は、先述の通り、
通学時間が18時間 / 週以上のフルタイムの学生、または滞在90日以上の渡航』に当てはまる方です。

2. 学生ビザ(F-1)のタイミングはいつ?承認に掛かる時間は?

学生ビザ(F-1)は、申請を行った学校のプログラムが開始される365日前から申請が可能です。また、学生ビザ発行後はプログラム開始日の30日前からアメリカへの入国が可能です。

3. 学生ビザ(F-1)申請に掛かる料金と支払方法は?

学生ビザ申請料金

学生ビザ(F-1)の自己申請にかかる料金は、SEVIS I-90の料金とビザ申請料を合わせて約535ドルで、2024年1月時点の料金です。ただし、書類の配送料やビザ発行手数料は状況によって異なるため、実際の料金を確認しましょう。

なお、SEVIS I-90の料金の支払いは、一般的にはSEVIS I-90公式サイトを通じてクレジットカードやデビッドカードで行います。支払い完了後は支払い確認書が印刷でき、これはビザ申請や面接時に必要になります。

ビザ申請料に関しては公式サイトにてオンラインでのクレジットカード・デビッドカードの支払い、または銀行振込にて行います。

4. 学生ビザ(F-1)の有効期限とステータスの確認方法は?

学生ビザ 有効期限

学生ビザ(F-1)の有効期限は、ビザが発行された日からビザに記載されている期限までとなります。有効期限は提出書類や記録に基づいて決定され、数か月から最大5年間の間で設定されます。

また、滞在中にビザの有効期限が切れたとしても、学校から新たにI-20が発行されている場合、そのプログラム期間内であれば合法的にアメリカ国内に滞在することが可能です。

詳細はアメリカ大使館・領事館または学校の国際学生オフィスに確認しましょう。

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入国許可を取得してハワイ留学を成功させる!

短期留学または長期留学でハワイに渡航する際は、その計画に応じてESTAまたは学生ビザ(F-1ビザ)を取得する必要があります。ESTAはオンラインで比較的簡単に取得することが可能ですが、学生ビザは申請方法が複雑になるため、移民弁護士または支援機関に依頼する手段も検討すべきと言えます。

ESTA取得学生ビザ取得に関して共通している注意点として、申請の不備等があった場合は承認までに時間が掛かってしまうという点が挙げられます。後々になって「渡航まで時間が無い!」という事態を避けるためにも、留学計画がハッキリした時点で早めに申請を行うようにしましょう。

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